頚椎症 筋トレで悪化する前に知っておきたい5つの注意点
2025年05月08日
頚椎症 筋トレを始める前に知っておきたいリスクと注意点をご紹介。当院独自の検査法や安全に筋肉を動かす方法も併せて解説します。
頚椎症とは?その症状と原因を知っておこう
頚椎症ってどんな状態?
「首がなんとなく重だるいな…」「最近、手先にしびれを感じるようになったかも」
そんな悩みをお持ちの方は、もしかすると頚椎症の可能性があるかもしれません。
頚椎症とは、首の骨(頚椎)の周囲にある組織が変性し、神経を圧迫することで痛みやしびれなどの不調が出る状態を指すといわれています。加齢による椎間板の変形や、長時間のデスクワークによる姿勢の悪化が大きな要因の一つとされています。
また、現代ではスマホの長時間使用や運動不足も、頚椎に余計な負担をかける一因となっているようです。
よく見られる症状は?
主な症状としては以下のようなものが挙げられています:
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首・肩のこりや痛み
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手や指のしびれ
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頭痛や目の奥の重さ
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上を向くと痛みが増す感じ
症状の程度は人によって異なり、「少し違和感がある」程度の方もいれば、「じっとしていてもツラい」と訴える方もいます。
原因は“首だけ”じゃないかも?
当院では、単に首の部分だけでなく、全身のバランスや筋膜の連動性もチェックします。なぜなら、首の不調は背中・骨盤・足元にまで影響が波及しているケースも多いためです。
特に首の後ろ側だけでなく、胸鎖乳突筋や肩甲挙筋といった周辺筋に硬さがある場合、その緊張が神経や血流を妨げていることもあると考えています。
当院では初回の段階で、頚椎の動きのチェック・筋膜の硬さ・神経症状の有無などを丁寧に評価し、その方の状態に合った施術やセルフケアを提案しています。
「何が原因かわからないけど、なんだか調子が悪い…」という場合でも、体の状態を丁寧に見ていくことで、改善へのヒントが見つかることもあると言われています。
筋トレは頚椎症に効果的?リスクも考慮が必要
安易な筋トレが症状を悪化させることも
「頚椎症でも筋トレってしていいの?」という疑問を抱く方は多いかもしれません。
実際、体を動かすことは健康に良いと言われていますが、頚椎症のような神経が関わる状態では注意が必要です。
たとえば、首に負担がかかるような筋トレ(無理な腕立て伏せや首を反らせる運動など)は、かえって神経の圧迫を強めてしまう可能性があるとも言われています。
「鍛えれば良くなるはず」と思って独自に始めたトレーニングで、首の痛みやしびれがひどくなってしまうケースもあるため注意が必要です。
状態に合った筋トレ選びが大切
大切なのは「どの筋肉を」「どのように」「どの程度の負荷で」使うか、という点です。
頚椎症の方でも、安全に筋トレを行う方法はあります。
たとえば、体幹や肩甲骨周囲の筋肉を中心にしたトレーニングは、首への直接的な負担を避けつつ、姿勢や動作の安定性を高めることが期待されていると言われています。
ただし、これもすべての方に適しているわけではありません。現在の症状や筋力の状態をきちんと把握したうえで、専門的な視点から判断することが大切です。
当院では状態を見極めた上での筋トレ指導を行います
ひばりが丘にっこり鍼灸整骨院では、初回の検査で首の可動域や筋肉の緊張状態、神経の反応、筋膜の滑走性を丁寧にチェックしています。
そのうえで、EMS(電気刺激)を使って寝たまま行えるような低負荷で深層筋に効くトレーニングを取り入れたり、無理のない範囲で姿勢筋の活性化を図るようにしています。
「自分に合った筋トレが知りたい」「悪化しない方法で筋力を維持したい」
そんな方こそ、まずは現在の体の状態を確認し、必要に応じて施術と運動を組み合わせるのが理想的だと考えています。
当院の検査と評価方法
痛みの“原因”を探る、徹底した初回チェック
「首が痛いけど、原因がハッキリしない…」「整形では異常なしと言われたのにツラい…」
そんな声を多くいただきます。当院では、こうした症状に対して“結果”だけでなく“原因”に着目した検査を行っています。
頚椎症と一言で言っても、原因はさまざまです。
そこで当院ではまず、姿勢の観察から始めます。座り姿勢・立ち姿勢・歩行など、日常の動きの中での体の使い方を丁寧に見ていきます。
そのうえで、頚椎の可動域(どこまで動かせるか)や、周辺筋肉の緊張状態、筋膜の滑り具合なども細かく確認。必要に応じて**神経症状の有無(しびれや反射など)**もチェックします。
筋膜・関節・神経、3つのバランスをみる
特に当院が重視しているのは「筋膜・関節・神経」の三方向からのアプローチです。
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筋肉や筋膜のこわばりが神経を圧迫している場合
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頚椎のわずかなズレで、姿勢やバランスが崩れている場合
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肩甲骨や骨盤の影響で、頚椎にストレスが集中している場合
これらを見逃さずに評価するため、必要に応じて触診による細かい圧痛点の確認や筋膜の伸び縮みの検査も行います。
また、可動域が狭くなっている方には、どの角度で制限がかかるかを確認し、関節の滑りの悪さが原因かどうかも見ていきます。
これらの情報を総合して、その方に合った施術・セルフケア・生活習慣の改善アドバイスまでをご提案しています。
一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術へ
検査によって原因が見えてきたら、次は施術の組み立てです。
当院では、「いきなり矯正」や「マニュアル通りのマッサージ」ではなく、状態に合わせて組み立てたオーダーメイドの施術を行っています。
そのため、初回の検査こそが改善への第一歩。
「なんとなく痛い」を「ここがこう動かないから不調が出てるんですね」とわかるようになると、不安もグッと減っていくと言われています。
当院の施術と筋トレサポート
首への負担を減らしながら整えるやさしい施術
「首を触られるのってちょっと怖い…」という声、実は少なくありません。
特に頚椎症の場合、神経にかかわるデリケートな部位なので、無理な力を加えるような施術は避ける必要があるとされています。
当院では、頚椎やその周辺の筋肉・筋膜の硬さを丁寧に確認しながら、やさしく整えるアプローチを行っています。
筋肉の緊張が強い方には手技による筋膜リリースを行い、滑走性を改善して動きやすさを引き出します。
また、骨盤や肩甲骨など、首に影響を与える他の部位にも注目し、全身のバランスを整えることで頚椎への負担を軽減していきます。
運動が苦手な方でも安心の筋トレサポート
「運動したほうがいいのは分かってるけど、痛くて動かせない」
そんな方もご安心ください。当院では、EMS(電気刺激)機器を活用したトレーニングを取り入れています。
このEMSは、体を動かさずに深層筋(インナーマッスル)へ刺激を与えるため、寝たままの状態でも筋肉を活性化させることができるとされています。
特に、姿勢を支える筋肉や首の安定性に関わる体幹部の筋力強化に適しています。
もちろん、EMSだけに頼るのではなく、症状が落ち着いてきたタイミングで、ご自宅でできるストレッチや軽いエクササイズもご紹介しています。
無理なく少しずつ筋力を取り戻すことが、再発防止にもつながると考えられています。
一人ひとりに合わせたサポートプランをご提案
当院では、「とりあえず揉む」「マニュアル通りの矯正」という施術は行いません。
初回の検査で得られた情報をもとに、その方に合わせたオーダーメイド施術+運動サポートを組み立てます。
首が痛くて動かせない方でも、少しずつ改善に向かえるような環境と知識をご提供いたします。
自宅でできるセルフケアと注意点
首に負担をかけずにできる、やさしいケアとは?
「少しでも自分でケアしたいけど、何をしたらいいのかわからない…」
そんなお声をよく耳にします。頚椎症のセルフケアでは、首に無理な負担をかけないことが大前提です。
たとえば、長時間のスマホやパソコン作業で前かがみになる姿勢は、頚椎にとって大きなストレスと言われています。
まずは、日常生活の中で首を前に突き出さない工夫をすることがセルフケアの第一歩になります。
当院では、首まわりのケアとして、タオルを使った簡単な首の牽引ストレッチや、肩甲骨を動かすエクササイズなどをご提案しています。
「伸ばす」「揺らす」「ほぐす」といった負担の少ない動きでも、積み重ねることで筋肉や関節の動きやすさに変化が出てくることがあると言われています。
無理をしない、がいちばん大事なポイント
「せっかくだから頑張って動かそう」と思う気持ちはとても大切です。
しかし、痛みやしびれを感じるときに無理をしてしまうと、かえって悪化してしまうこともあります。
セルフケアの基本は、“痛くない範囲で”“気持ちいい程度に”“継続できるレベルで”行うことです。
また、体は日によって調子が変わるものです。昨日できた動きが今日はきつく感じる…そんなときは、思い切って休むことも立派なケアの一つです。
当院では、施術の際にご自宅でもできる簡単なストレッチや体操をお伝えしています。
それらは、筋肉の緊張をゆるめるだけでなく、姿勢の改善や呼吸の深さにも影響すると言われており、「続けやすい内容」を意識して構成しています。
一人ひとりに合わせた内容をお渡しするので、「本や動画を見ても合ってるか分からない…」という方にも安心して取り組んでいただけます。
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