「女の子座り できない」3大原因と当院が注目する検査ポイント

原因① 股関節の可動域低下：動かないから座りづらいんです

「なんで自分だけ“女の子座り できない”んだろう？」と疑問に思うこと、ありませんか？実は、まず挙げられる原因の１つが「股関節の可動域が狭まっている」ことです。現代では椅子中心の生活や床に座る機会の減少で、股関節を大きく動かす機会自体が少なくなってきていると言われています。グレフル鍼灸接骨院 整体院 心斎橋 | 輝く未来を創造するボディケアグループ+2足立慶友整形外科+2

例えば、床で「ひざを大きく開いて座る」「足をお尻の横にスッと下ろす」といった動きがスムーズにできないのは、股関節が“その姿勢を取る準備”ができていないサインです。仰向けで膝を立てて、つま先を内側に回せるか、またうつ伏せで膝を曲げて足を外に開くといった動作で、左右差や違和感がないか確認することが大切です（当院でもこのような触診・動作チェックを行っています）。

もしこの可動域が狭ければ、女の子座りを無理に取ろうとすると膝や股関節に余計な負担がかかり、「あれ、なんかきついな」と感じることがあります。だからこそ、「できない＝おかしい」ではなく、「今の体がその姿勢に対応できていない」と捉えるほうが自然です。

原因② 骨盤のバランス・歪み：土台がブレると座りづらくなる

次に頻出する原因が、「骨盤のバランスが崩れている」ことです。骨盤が前傾・後傾、左右どちらかに寄っていたりすると、床に座ったとき“お尻を支える土台”が安定しません。このため、女の子座りをしようとしても「なんかバランスが悪い」「脚が変な感じになる」と感じることがあります。実際、骨盤の歪みに関して「女の子座り（ぺたんこ座り）を続けると歪みを招く可能性がある」とする記述もあります。krm0730.net+1

当院ではこの点を特に重視して、立位時の骨盤ラインの左右出っ張りや脚の長さ差、立っているときの重心のかかり具合などをチェックします。骨盤が片方に傾いていると、座ったときにもその“傾き”が影響してしまうからです。

骨盤のバランスが整っていると、床に座った時のお尻・膝・足首の連動がスムーズになります。逆にバランスが崩れていれば、「女の子座り できない」と感じるヒントになっているかもしれません。

原因③ 筋肉・筋膜の硬さ／筋力低下：体が“その姿勢を取る準備”ができていない

そしてもうひとつ見落とせないのが、下肢の筋肉（内転筋・腸腰筋・大腿四頭筋など）や筋膜の状態です。これらが硬かったり、日常的に働いていなかったりすると、股関節・骨盤が理想的に動かず、女の子座りの姿勢を取る機会自体が少なくなりがちです。ストレッチや筋膜リリースが有効だという説明もあります。miyagawa-seikotsu.com

当院では、仰向け膝立て状態で「内転筋タオル挟み」の反応や、腸腰筋ストレッチ時の左右差・痛みの有無といった検査ポイントを導入しています。筋肉の硬さ・左右差・筋力の偏りを丁寧に確認することで、「なぜこの姿勢ができないのか」を掘り下げる手がかりになります。

ですので、「女の子座り できない」と感じたら、それは単に“見た目の問題”ではなく、股関節・骨盤・筋肉という三つの要素がからみあって起きているサインと理解することが大事です。