肘 押すと痛い?その原因と対処法を専門家が解説
2025年05月24日
肘 押すと痛い症状にお悩みの方へ。原因となる疾患やセルフケア方法、にっこり鍼灸整骨院での施術内容を詳しく解説します。
肘を押すと痛い症状とは?
肘が「押すと痛い」と感じるとき、体の中では何が起きている?
「最近、肘を押すとズンと痛むんですよね…」
「ちょっと触っただけなのにビリッとくる感じがして…」
そんなふうに訴える方、実は当院にも多くいらっしゃいます。一見大したことなさそうに思えるかもしれませんが、「押すと痛い」という感覚は、体からの小さなSOSの可能性もあるんです。
この“圧痛(あっつう)”と呼ばれる状態は、関節や筋肉、靭帯などに負担がかかった結果、炎症や組織の損傷が起きているサインと言われています。特に肘まわりは、日常生活のなかで無意識に酷使される場面が多く、知らず知らずのうちに負荷がたまりやすい部位とされています。
肘の痛みって、どんなときに出やすい?
たとえば、重たい荷物を持ったあとや、パソコン作業が続いた日などに「いつもは平気なのに、今日は肘が痛い…」というケースも珍しくありません。
また、押したときにピンポイントで「ここが痛い」と感じるような場合、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)や内側上顆炎(ゴルフ肘)といった腱付着部の炎症が関係していることもあるとされています。
一方で、肘の関節そのものに異常があるケースも。滑液包炎や神経の圧迫、関節リウマチの初期症状としても“押すと痛い”という感覚が現れる場合があるともいわれています。
にっこり鍼灸整骨院ではどう考える?
当院では、まず患者さまの「いつから、どこが、どうすると痛いのか?」という主観的な感覚を丁寧に聞き取ることから始めます。そして、筋肉・関節の状態や動作のクセを確認しながら、関節の動きや筋肉の緊張を細かく触診。必要に応じて、関節の滑走性や肘周辺の神経反応も見ていきます。
施術では、筋膜の癒着をはがすようなソフトな手技療法や、必要に応じた鍼灸によるアプローチを行います。慢性的な痛みに対しては、EMSによるインナーマッスル強化で肘関節の安定性を高める施術も取り入れています。
「放っておいても治る?」…それ、もったいないかも
「そのうち治るかな」と思って何となく放置してしまうと、日常動作がしづらくなったり、肩や首、手首にまで負担が広がってしまうことも。実際に、肘の違和感から姿勢が崩れ、それが腰痛や肩こりにつながるケースもあるといわれています。
肘を押すと痛い――たったそれだけの違和感が、実は体全体のバランスを崩す入口になっているかもしれません。
考えられる原因と疾患
肘を押すと痛いときに考えられる代表的な原因とは?
「なんで肘を押すと痛むのかな?」と不安になること、ありますよね。
実はこの痛み、ひとつの原因ではなく、いくつかの疾患や負担が絡んでいる場合があるんです。
たとえば、「手をよく使う仕事をしている」「重い荷物を何度も運んだ」など、日常的な負荷でも肘周辺の筋肉や腱に負担がかかりやすくなるといわれています。これが慢性的に続くことで、小さな炎症が起きてしまい、押したときの痛みに現れることも。
よくある疾患とその特徴
では、具体的にはどんな疾患があるのか見てみましょう。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
「肘の外側を押すと痛い」「ドアノブを回すだけでズキッとする」
そんな場合は、このテニス肘と呼ばれる状態かもしれません。手首を反らせる動作が多い人、PC作業や子育て中の方にもよく見られると言われています。
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
逆に肘の内側が痛む場合は、ゴルフ肘の可能性も。これは手首を内側に曲げるような動きが多い人に見られ、スポーツだけでなく、調理やデスクワークが続く方にも起こりやすいと言われています。
肘部管症候群
肘の内側を打ったときにビリッとくる“あの感覚”。それが慢性化すると、肘部管症候群という神経の圧迫による症状が出る場合もあります。しびれや感覚の異常が伴うこともあるので、要注意です。
滑液包炎
肘をぶつけたあとや長時間テーブルに肘をついていたことで腫れてくるケース。関節のクッションとなる滑液包に炎症が起きた状態で、押すとぷよっとした感触があり、痛みを伴うことがあります。
その他:関節リウマチ、筋膜の硬化など
あまり多くはないですが、関節リウマチや筋膜の癒着などでも、肘の圧痛が出ることがあるとされています。にっこり鍼灸整骨院では、こういった背景も踏まえて、初回のカウンセリングや触診を丁寧に行っています。
当院の検査と施術の考え方
にっこり鍼灸整骨院では、肘だけに注目せず「肩〜手首までのつながり」や「体全体のバランス」も評価します。関節可動域のチェックに加えて、筋膜や皮膚の滑走性、筋力バランスの評価を行いながら、痛みの根本原因にアプローチしていきます。
施術では、鍼灸による局所の炎症鎮静化に加え、手技による筋膜リリースやEMSでの筋肉活性化も活用。無理のない施術プランを立てながら、早期の機能回復を目指しています。
にっこり鍼灸整骨院のアプローチ
丁寧なカウンセリングと的確な触診が第一歩
「肘を押すと痛いって言っても、どこをどう見てくれるの?」
そんな不安を持つ方も多いかもしれません。当院では、まず“どんな時に、どのくらい、どこが痛むのか”をしっかりお伺いします。カウンセリングで生活習慣や過去のけが、職業などを細かくお聞きし、痛みの背景にある「隠れた要因」まで探っていきます。
そのうえで、触診では筋肉や関節の動きだけでなく、皮膚や筋膜の滑走、圧痛点の状態、筋出力の左右差などもチェックします。痛い箇所だけを見るのではなく、全身のバランスや連動性に着目するのがにっこり鍼灸整骨院の特徴です。
症状に合わせた多角的な施術法を組み合わせて
たとえば、肘に炎症反応が見られるケースでは、まずは安静を促しつつ、必要に応じて鍼を使って炎症部分の循環を促します。極細の鍼を使うため、「鍼はちょっと怖い…」という方にも安心して受けていただけるよう配慮しています。
さらに、手技療法では、筋膜リリースや関節のモビリゼーションなどを行い、関節周囲の滑走性を改善。痛みの元となる筋膜の癒着や硬結をやさしくほぐしていきます。
EMS(電気的筋刺激)も積極的に活用しており、筋肉の緊張を緩めながら、肘関節を支えるインナーマッスルの活性化にもつなげていきます。とくに「自分で動かすのがつらい」「筋力低下が不安」という方には、このアプローチが有効だと言われています。
自宅でできるケアまでしっかりサポート
施術だけで終わらないのが当院のスタイル。ご自宅でも続けられる簡単なセルフケアやストレッチ方法、普段の動作で気をつけたいポイントまで丁寧にお伝えします。たとえば、パソコン作業中の肘の角度や、子どもを抱っこする際の手首の使い方など、患者さんの生活に即したアドバイスを心がけています。
肘の痛みは、放っておくと手首や肩、さらには腰まで影響が出ることもあるとされているため、早めのケアが肝心です。
自宅でできるセルフケア方法
肘を押すと痛いとき、自分でできるケアってあるの?
「病院に行くほどじゃないけど、なんとなく肘が痛い…」
「触るとズーンとした違和感があるんだけど、これってどうしたらいい?」
そんなときこそ、自宅でできるセルフケアが役立ちます。もちろん、無理をしたり痛みが強まるような動きは避けたほうが良いですが、日常のちょっとした工夫やケアでも、肘への負担を軽くすることはできると言われています。
肘のセルフケア、まずは“使いすぎ”の見直しから
にっこり鍼灸整骨院では、肘の違和感に対して「まず使い方を見直してみましょう」とお話ししています。たとえば…
-
スマホやパソコンの操作が続いていないか?
-
片手に負担をかける癖がないか?
-
重いものを持ち上げるときに肘を伸ばしきっていないか?
こういった日常のクセが、肘の“押すと痛い”症状に関係しているケースがあるとも考えられています。
おすすめのセルフケア3選
① 温めてからの軽いストレッチ
「冷えて固まった筋肉をそのまま動かすと、かえって痛みが出ることもある」といわれています。まずは、温めたタオルや温湿布を肘にあてて5分ほど温めてから、手首をゆっくり上下に動かしてみましょう。肘を完全に伸ばさず、心地よい範囲で行うのがポイントです。
② 手のひらを返しての前腕ストレッチ
テーブルの上に手のひらを下にして置き、指先をゆっくり外側へ向けて、手首の前側を軽く伸ばします。この動きは、前腕の筋肉の緊張をゆるめ、肘の内側の負担軽減に役立つと言われています。
③ セルフマッサージで筋膜の滑りを改善
肘の上下にある筋肉部分を指先で軽く押さえながら、円を描くようにマッサージしてみましょう。ゴリッとした硬さを感じる部分を見つけたら、そこを優しくほぐすようにするのがおすすめです。
にっこり鍼灸整骨院では、施術の中でセルフケアのポイントも丁寧にレクチャーしています。「正しくやっているつもりだったけど、実は逆効果だった…」というケースもあるため、不安な方はぜひご相談ください。
まとめと来院のタイミング
肘を押すと痛い…「放置しないほうがいい」と言われる理由
「肘を押すと痛いけど、動かせるし様子を見ようかな」
そんなふうに感じる方、きっと多いと思います。ただ、この“なんとなくの痛み”を見過ごしているうちに、肘だけでなく手首や肩、背中にまで不調が広がってしまうケースもあると言われています。
そもそも、肘の痛みは体全体のバランスや日常のクセと深く関係しています。たとえば、猫背や巻き肩などの姿勢の崩れが、肘に余計な負担をかけていることも少なくありません。
にっこり鍼灸整骨院では、「痛みのある部位だけを見る」のではなく、「どうしてそこに痛みが出たのか?」を根本から考え、丁寧なカウンセリングと触診をもとに施術方針を組み立てています。
こんなときは専門家に相談を
では、具体的にどんなときに来院を検討すればいいのでしょうか?
以下のような場合は、一度ご相談いただくことをおすすめしています。
-
2週間以上、肘を押すと痛みが続いている
-
日常動作(荷物を持つ、ドアを開ける)で痛みを感じる
-
湿布やストレッチを試しても改善傾向がない
-
押すと痛いだけでなく、しびれやだるさも出てきた
-
痛みをかばうせいで、肩や首までつらくなってきた
「ちょっと気になるな…」という段階で来院される方も多くいらっしゃいます。早めに相談していただくことで、施術の選択肢も広がり、体への負担も少なく済むと考えられています。
当院では、手技療法、鍼灸、EMS、姿勢指導などを組み合わせて、お一人おひとりに合わせた施術を行っています。「この痛み、我慢しなくてよかった」と感じていただけるようなサポートを心がけています。
#肘の痛み
#テニス肘
#にっこり鍼灸整骨院
#セルフケア
#圧痛対策
#肘の疾患
#テニス肘
#ゴルフ肘
#肘部管症候群
#にっこり鍼灸整骨院の検査アプローチ
#肘の痛みに対する整体
#にっこり鍼灸整骨院の施術法
#鍼灸とEMSの併用
#筋膜リリース
#生活動作の見直しサポート
#肘のセルフケア
#温めストレッチ
#肘マッサージ
#にっこり式ホームケア
#使いすぎの見直し
#肘の痛み放置NG
#来院タイミングの目安
#早めの相談がカギ
#にっこり鍼灸整骨院の安心対応
#肩や手首の連動もチェック