腰痛と脇腹の痛みが右側に出る原因は?見分け方と対処法をプロが解説
2026年06月01日
腰痛と脇腹の痛みが右側に現れる原因を専門家が分かりやすく解説。筋肉のコリや姿勢のゆがみといった整体・整骨院領域のトラブルから、見逃せない内臓疾患のサインまで、痛みの特徴に応じた見分け方と適切な対処法をまとめました。
腰痛と脇腹の痛みが右側だけに起こる3つの主な原因

「最近、なぜか右側の腰と脇腹ばかりがズキズキ痛む……」そんな不調に悩まされていませんか。左右どちらか片方だけに症状が出ると、何か重大なトラブルが起きているのではないかと不安になりますよね。
実は、右の腰痛と脇腹の痛みが重なる背景には、日常生活の癖からくるものだけでなく、予期せぬ体のSOSが隠れているケースも少なくありません。ここでは、その代表的な3つの原因について詳しく紐解いていきましょう。
① 長時間のデスクワークや姿勢のゆがみによる「筋肉の緊張」
まず多く見られるのが、日々の姿勢や座り方の偏りによって筋肉がガチガチにこわばってしまうパターンです。
「仕事中はいつも右側に重心を置いて座っていませんか?」
「そういえば、気がつくと右肘ばかりついてパソコンを操作しているかも……」
このように左右のバランスが崩れた状態を長く続けていると、右側の腰や脇腹を支える「腰方形筋(ようほうけいきん)」などの筋肉にばかり過度な負担が集中してしまいます。その結果、血流が滞ってしまい、重だるい痛みや突っ張るような違和感を引き起こす原因になると言われています。
② 骨盤のズレや背骨の変形に伴う「骨格・神経のトラブル」
筋肉のコリを放置してさらにゆがみが深刻化すると、今度は土台である骨格や、そこを通る神経にまで影響が及びかねません。
例えば、骨盤のズレによって背骨が不自然に傾くと、右側の神経だけが圧迫されて、腰から脇腹にかけてピキッと走るような鋭い痛みを招くことがあります。特に、年齢とともに骨が変形する疾患や、腰の骨のクッションがすり減るトラブルなどが潜んでいる可能性も考えられます。こうした骨格のアンバランスは、マッサージだけで一時的に楽になっても、根本的な姿勢を見直さなければ何度も痛みを繰り返してしまう傾向があると言われています。
③ 意外と見落としがちな「内臓疾患(肝臓・胆のう・腎臓など)のサイン」
「体を動かさずにじっとしていても、右の腰や脇腹がシクシク痛む」という場合は、内臓からの危険信号である可能性に注意が必要です。
お腹の右側や背中側には、肝臓や胆のう、そして沈黙の臓器と呼ばれる腎臓といった重要な器官が集まっています。これらに結石ができたり、炎症が起きたりすると、その周囲の神経を介して右腰や脇腹に強い痛みが響くことがあるとされています。特に、じわじわと痛みが強くなる場合や、熱っぽさなどを伴うケースでは、筋肉痛とは全く異なるアプローチが必要になるため、決して自己判断で放置してはいけない領域と言われています。
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【セルフチェック】その右腰・脇腹の痛みは「筋肉」それとも「内臓」?

右側の腰や脇腹が痛むとき、「これって単なる筋肉痛?それとも重い病気なのかな……」と一人で不安を抱え込んでいませんか。自分の体の状態がどちらに近いのか、目安だけでも知っておきたいですよね。
実は、痛みの出方やタイミングにに注目することで、ある程度の見分けがつくケースも少なくありません。ご自身の今の症状と照らし合わせながら、次のセルフチェックポイントを一つずつ確認してみましょう。
動いたときにズキッと痛む場合は「筋肉・骨格由来」の可能性大
体をひねったり、前かがみになったりした瞬間に「ズキッ」「ピキッ」と痛むなら、筋肉や骨格のトラブルが疑われます。
「特定の姿勢をとると、決まって右の脇腹が引っ張られるように痛むんだよね」
「寝返りを打つときだけ、右の腰に電気が走るような違和感があるかも」
このように、動作に合わせて痛みが強くなったり、逆に楽な姿勢を見つければ痛みが和らいだりする場合は、腰まわりの筋肉の緊張や骨盤のゆがみが影響している可能性が高いと言われています。このタイプは、日常生活の癖を見直したり、適切な施術を受けたりすることで、徐々に状態が改善へ向かうケースが多いとされています。
じっとしていてもシクシク・激しく痛む場合は「内臓由来」を疑う
一方で、どんなに姿勢を変えても痛みが全く変わらない、あるいはどんどん不快感が増していく場合は注意が必要です。
「ソファーで横になってじっとしているのに、右の奥の方がシクシク痛むな……」
「お風呂に入って体を温めてみても、脇腹の痛みが一向に引かない」
このように、体を動かしているかどうかに関係なく持続する痛みは、内臓のトラブルからきているサインかもしれません。特に右側には肝臓や胆のう、腎臓などがあるため、これらがSOSを出しているケースでは、いくら筋肉をほぐしても痛みの原因そのものを手放すことは難しいと言われています。
痛みの「強さ」と「変化」で病態を予測するポイント
さらに、痛みの「激しさ」や「時間の経過による変化」も、原因を見極めるための大切な手がかりになります。
例えば、急に冷や汗が出るほどの猛烈な痛みに襲われたり、波を打つように痛みの強弱が激しく変わったりするなら、尿管結石などのリスクが考えられます。また、最初は軽い鈍痛だったものが、数日かけて徐々に我慢できないほどの痛みに変わっていくケースも、内臓の病気が進行しているサインになり得ると言われています。少しでも「いつもの腰痛とは明らかに違うな」と感じたら、無理をせず専門の医療機関へ足を運ぶのが賢明な判断と言えます。
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見逃すと危険!すぐに医療機関を受診すべき注意症状

「たかが腰痛だし、そのうち引くよね」と、右側の違和感をそのままにしていませんか。実は、右腰から脇腹にかけての痛みの中には、一刻も早い対応が必要な危険なサインが隠れていることがあります。
放置してしまうと重症化につながる恐れもあるため、どのような状態のときに急ぐべきなのかを知っておくことは本当に大切です。ここからは、絶対に見逃してはいけない緊急性の高い症状について具体的にお話ししていきます。
発熱、吐き気、血尿がある(尿路結石や急性腎盂腎炎などのリスク)
まず、右の腰痛や脇腹の痛みに加えて、明らかにいつもと違う体調の変化が重なったときは警戒が必要です。
「なんだか急にゾクゾクして熱が上がってきたみたい……」
「痛みのせいか、胃のあたりがムカムカして吐き気までするなぁ」
「トイレに行ったら、心なしか尿の色が赤っぽい気がする」
もしこのような発熱や悪心、尿の異常が同時に起きているなら、尿路結石や急性腎盂腎炎といった、泌尿器科系の急病にかかっている可能性が考えられます。これらは体の中で炎症が急速に広がっている合図でもあるため、我慢せずにすぐ医療機関へ向かうべき状態だと言われています。
時間の経過とともに痛みがどんどん強くなる
次に注意したいのが、時間の経過とともに痛みのレベルが明らかに右肩上がりで増していくパターンです。
「最初はちょっと右の脇腹が凝っているだけだと思ったんだけど……」
「数時間経ったら、痛みの範囲が広がってきて仕事に集中できない!」
このように、時間の経過とともに不快感がどんどん強くなる場合、筋肉の疲労などではなく、お腹の中の臓器でトラブルが進行しているケースが疑われます。例えば、盲腸(虫垂炎)や胆のうの炎症なども、最初は軽い違和感から始まり、次第に激しい痛みに変わっていく特徴があると言われているため、早めの判断が欠かせません。
横になっても楽な姿勢が見つからない「持続的な激痛」
最後に、どんな体勢をとっても痛みが全く和らぎを見せない「持続的な激痛」に襲われたときも非常に危険です。
「仰向けになっても、うつ伏せになっても、右腰の奥がズキズキ痛んで眠れない」
「体を丸めてじっとしていても、波のように激しい痛みが押し寄せてくる」
筋肉や骨格が原因であれば、基本的には「この姿勢なら少し楽になる」というポジションが見つかるものです。それがどこを探しても見つからず、のたうち回るような痛みが続く場合は、内臓の壁が大きく引き裂かれたり、管が詰まったりしている深刻なトラブルの危険性があると言われています。
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筋肉や骨格が原因の右腰・脇腹痛を和らげるセルフケア

セルフチェックをしてみて「どうやら内臓の病気ではなく、筋肉や骨格の疲れが原因みたい」とホッとした方も多いのではないでしょうか。理由がわかれば、次の一手として自分でできる対策を試してみたいですよね。
日常のちょっとした心がけやケアを取り入れるだけでも、右側の腰や脇腹に溜まった負担をすっきりと逃がしやすくなります。ここからは、自宅やオフィスで手軽に取り組める具体的なセルフケアのコツをお伝えしていきます。
硬くなった脇腹と腰まわりをほぐす「優しいストレッチ」
まずは、縮こまって硬くなった右側の筋肉を心地よく伸ばしてあげることから始めてみましょう。
「仕事の合間に、座ったままできる簡単なストレッチってありますか?」
「それなら、椅子に深く座って左手で椅子の縁を掴み、右手をまっすぐ上に伸ばして左側に上体をゆっくり倒してみて。右の脇腹がじんわり伸びて気持ちいいですよ」
このように、無理のない範囲で脇腹を優しく伸ばしてあげると、滞っていた血流がスムーズになり、腰まわりの突っ張り感が和らぎやすくなると言われています。呼吸を止めずに、痛気持ちいいと感じる強さで20秒ほどキープするのがポイントです。
日常生活で意識したい「正しい座り方」と左右のバランス
ストレッチで筋肉をほぐしても、普段の座り方に悪い癖が残っていると、またすぐに右側ばかりに負担が集中してしまいます。
「いつも気がつくと、右側に足を組んで座ったり、右の肘置きに寄りかかったりしちゃうんです」
「その姿勢の癖が、まさに骨盤をゆがませて右の腰痛を引き起こす引き金になるんです」
椅子に座る際は、左右の坐骨(お尻の骨)に均等に体重が乗るように意識し、骨盤をまっすぐ立てるイメージを持つことが大切だと言われています。パソコンの画面を正面に配置するなど、自然と体が左右対称になる環境を整えることも、長期的な改善への近道になります。
急な痛みは冷やす?それとも温める?正しい判断基準
痛みが強くなったとき、お風呂で温めるべきか、それとも冷やすべきかで迷ってしまうことってありませんか。
一般的に、重いものを持った拍子にグキッと痛めたような「急激な痛み」の直後は、内部で微細な炎症が起きているケースが多いため、まずは氷水などで一時的に冷やすのが適切だと言われています。一方で、夕方になるとじわじわと凝ってくるような「慢性的なだるさや痛み」であれば、カイロや入浴でしっかりと温めて血行を促してあげることで、こわばった筋肉が緩みやすくなるとされています。
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右側の腰・脇腹の痛みが長引くなら、我慢せず当院(専門家)へ

セルフケアを続けてみても、右側の腰や脇腹のしつこい違和感がすっきり抜けないことってありますよね。「しばらく様子を見ればそのうち良くなるはず」と、痛みを我慢し続けてしまう方は本当に多いものです。
しかし、長引く不調にはそれなりの理由が隠れていることが少なくありません。これ以上痛みが深刻化して日常生活に支障が出る前に、体のバランスを整えるプロの手を借りて、根本からの見直しを考えてみませんか。
マッサージだけでは根本改善しない理由
「痛いところを強く揉んでもらったら、その場は楽になるんだけどな……」
「そうなんですよね。でも、翌日にはまた右の脇腹がズキズキ戻ってきませんか?」
実は、表面の筋肉をただマッサージするだけでは、痛みの引き金になっている「骨盤のズレ」や「深部のゆがみ」までアプローチするのは難しいと言われています。右側の腰痛が何度もぶり返すのは、日常生活の癖で引っ張られた骨格が、筋肉を再び緊張させてしまうためだと言われています。一時しのぎのケアを繰り返すのではなく、痛みの本当の原因となっている体のゆがみを根本から整えることが、結果的に早期の改善へつながる近道になるとされています。
当院の丁寧なカウンセリングとオーダーメイド施術の強み
当院では、患者様が「なぜ右側ばかり痛くなってしまうのか」を徹底的に突き止めるため、最初のカウンセリングの時間を何よりも大切にしています。
お一人おひとりの生活習慣や仕事中の姿勢を詳しく伺った上で、全身のバランスを細かくチェックする丁寧な触診を行います。痛む部位だけにアプローチするのではなく、骨盤の傾きやインナーマッスルの状態に合わせたオーダーメイドの施術を組み立てていくのが当院の強みです。ボキボキしない優しいソフトな施術を心がけているため、痛みが強くて不安な方でもリラックスして受けていただけると言われています。
まずはお気軽にご来院・ご相談ください
「こんなに軽い違和感くらいで、わざわざ整骨院に行ってもいいのかな……」と、来院を躊躇してしまう必要はまったくありません。
むしろ、痛みが慢性化して体がガチガチに固まってしまう前の段階でお越しいただくほうが、よりスムーズな改善が期待できると言われています。私たちは、皆様が日々のデスクワークや家事を笑顔でこなせるよう、全力で健康な体づくりをサポートいたします。右腰や脇腹の痛みを「いつものこと」と諦めてしまう前に、まずは一度、お気軽にご相談ください。
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監修者は「杉本 悠」
東京柔道整復専門学校卒業
日本医学柔整鍼灸専門学校卒業
柔道整復師/鍼灸師








